仕事柄常時3社ぐらいのVPNと契約している管理人です、この10年ほどVPNを使ってきた私が最強過ぎて参ったと思わせてくれるVPNのお話をしたいと思います。
それがShadowsocks専門プロバイダーのUCSSです。
UCSSを1年使ってきた感想と、UCSSを使う場合のThunderbird設定変更、VPNサービスは2社契約するべし、などを順に解説してみたいと思います。
まずUCSSの特徴は日本、韓国、米国、英国、香港、シンガポール、台湾、ドイツ、カナダなどに
CN2対応サーバーを持ち、高速かつ低いPing値で通信出来る事が特徴のVPNサービスです。
Shadowscoksとは?
実はUCSSはVPNではありません、難しいお話になってしまいますが、
Socks5をベースにパケットを隠す機能が追加されたプロトコルで、
従来のVPNに比べてインターネット規制の影響を受けにくく、
VPNより高速かつ安定した通信が可能なのがShadowsocks専門プロバイダーのUCSSとなります。
とにかく1年使ってここまでストレスフリーなVPNサービスは初めてです。
対応端末はWindows,MAC,iOS,Android,Linux,だけでなく、OpenWrtやMerlinと言ったWi-Fiルーターファームウェアでも設定出来ます。
過去記事「中国でもアレクサ利用可能」で書いた、使っていないパソコンをVPNwifiルーターにする時も、こちらのUCSSで問題ありません。
そして何より日本語で設定方法が書いてあり、サービスの申込みも日本語申し込みが可能です。
iOS(iphone,iPad,etc)は有料アプリがおすすめ
このUCSSの場合は無料アプリを含めていくつかのアプリで使用できます。
他社サービスの場合、iPhoneなどでVPNを使う場合は無料のアプリを使用しますが、
このUCSSをiOS端末で使用するときは、絶対に有料アプリをおすすめします。
それが、980円する「Quantumult x」アプリです。
あなたがもし複数台のiPhoneやiPadを持っていて、同じAppleIDを使用しているならば、一度アプリを買えばすべての端末で同じQuantumult xアプリが使用可能です。
アプリの設定方法も日本語でUCSSサイトの方で詳しく説明されているので、
画面を見ながら設定可能です。
繋がりやすさ、スピード共にやはり爆速で、今まで繋がらないイライラから980円で開放されるならば、正直安い買い物と言えるでしょう。
*Windows,MAC,Androidは無料ソフトウエア・アプリで使用が可能です。そしてもちろんどの端末でも爆速を体感できると思います。
UCSSはAmazonPrimevideo・Netflixに対応しているのか?
答えはYESです。
海外でAmazonPrimevideo等を見るときはVPNサービスが必要なのは皆さんご存知だと思いますが、今まで使っていたVPNサービスでは見れなくなったと相談されることが多くなりました。
UCSSはiPadなどへのダウンロードも早く、その場でのストリーミングも途切れず視聴が可能です。
そしてLINEに関しても、Windows版LINEアプリ、MAC版LINEアプリもプロキシ設定で
使用が可能となります。こちらもUCSSサイトで詳しく設定方法が掲載されています。
【Tips】AmazonPrimevideo等日本にいないと見れないサービスを海外で見るときのVPNサーバーは日本にしてくださいね。
【番外編】Thunderbirdでメールを見るとき
もしあなたがThunderbirdを使用していて、メールが突然受け取れなくなってしまったら,,,,,
これはUCSSだけではありません、他のVPNでも起こりまし、VPNを使用していない方も起こります。
その対処方法をご紹介します。
先に答えを言うとデフォルトでチェックが入っている
プロキシーの問題です。
設定の中の「詳細」→「ネットワークとディスク領域」→「接続設定」を開いてください。
デフォルトで『システムのプロキシー設定を使用する』にチェックが入っていると思います。
これを『プロキシーを使用しない』にチェックを入れてください。
これでOKです、Thunderbirdを再起動して確認すると、問題なく受信も送信もできると思います。
この設定のままで、VPNを使用していないとき、日本にいるときなども問題ありません。
UCSSで使えないサービスはあります。
例えばですが、私は仕事で転送サービスなどを使います、up300.net ここが私の使う転送サービスです。
これがUCSSをONにしていると使えないといったことがあるのですが、
Socks5をベースに、暗号化によるセキュリティを向上しているためだと推測されます。
その場合はUCSSをオフにしたり、違うVPNを使用したりといった対応が必要となります、
あれ?あれれ?と思ったときは上記のことを思い出してくださいね。
VPNは1社だけの契約でいい?それは危険です。
もちろんVPNサービスはどこも有料、下記の画像はUCSSの1年使用料です。
1年のスタンダード契約で「US$118」、日本円で13,000円といったところでしょうか、
私のように仕事で毎日上がりも下りも使いまくるのでビジネス契約にすると
「US$178」日本円で20,000円ほどとなります。結構なお値段ですよね、
しかし私の経験上VPNを1社だけにすると、そのVPNが遮断されたときに非常に困ります。
現在VPNを契約するときに、VPN業者のホームページを見る時もVPNをONにしていないと見れない、といった矛盾が発生しており、お手上げ状態になることがあります。
遮断までにいかなくても普段使っているVPNが急に遅くなり、仕事ができない時もあります。
その時にもう1社VPNの契約をしていると非常に助かるときが1年に何度も経験します。
この国に住んでいるあるあるです。
そこで「もう1社VPNサービスを契約するなら」おすすめするVPN社は老舗の12VPNです。
12vpnは2007年から香港でVPNサービスをおこなっている老舗業者で、
中国のインターネット規制に敏速に対応してくれることでも有名です。
体感スピードではやはりUCSSに軍配が上がりますが、12VPNも数あるVPNの中でもおすすめできる1社となります。
No.1がUCSSならば、間違いなくNo.2は12VPNと言えると思います。
色々なVPNサービスと契約してきた私だから言えるベストチョイスです。
12VPNの30%OFFクーポンコードを持っているので貼っておきます、「Optional promo code:」欄にこちらのクーポンコードを入力してから購入してください。
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さて、この国ならではのVPNサービスのお話でしたが、海外ではAmazonPrimevideoやNetflix
AbemaTVといった日本にいないと見れないサービスを、海外で見る方法としても
参考にしていただければ幸いです。